正確にはガラケーではなくてガラホの事を言っているんですけど最近のニュースでこんな内容のものが流れていました。
ガラホとは?
2つ折りで使い勝手は従来型携帯電話(ガラケー)と同じで、スマートフォン向けのOS(基本ソフト)を搭載した端末「ガラホ」ものを指します。
元々は現在ガラケーに使用しているOSのサポート期限の問題や部品調達の問題でガラケー自体の継続が困難になったため根強い人気のあるガラケーの後継としてガラホが生まれてきました。
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これからのガラホ
スマホに関してはある程度需要を満たしてこれからは買い替え需要が主となる見込みとのことです。
そこでケータイ会社が注目しているのはいまだに根強い人気のあるガラケーのユーザーです。
現在ガラケーはシェアでいうと38%ぐらいまだあるのでかなりのユーザー数となります。
このガラケーユーザーは使い勝手や料金から簡単にはスマホに移行しない層と考えられていてガラケーの買い替え需要はかなりあるものと予想されます。
まあソフトバンク宮内社長は「ガラケーは必要ない」とコメントされているのでそんなに力を入れないのかもしれませんがドコモとauはかなり力を入れていて夏モデルも発売されるようです。
夏モデルの特徴はauはLTE移行を図り、ドコモ3Gの利用を想定していることです。
恐らくauは自身の都合で出来る限り早く3GからLTEへの移行を終了したいようなので今後もこの路線で行くものと思われます。
もうひとつの特徴はLINEなどのアプリに対応していることです。
これによりガラホでもLINEというのが日常的に利用されることになりそうです。
ドコモ、auに関してはこれまでのスマホの開発競争だけでなくガラホの開発競争が場合によってはスマホ以上にし烈になるものと考えられます。
管理人の感想
まあ今回のニュースはスマホからガラケーでの移行では当然ないのですが、日本メーカーのケータイ市場での生き残る一つの道のような気がします。
ガラホ市場はワールドワイドではないので外国メーカーの参入は可能性が低く恐らく日本メーカーの争いになると思われます。
もちろん成長市場ではないのでパイは限られますが十分な大きさがあるので今後の展開が楽しみな市場です。
さらにLINEなどのアプリの使用が普及すれば従来のガラケーの料金体系ではパケット代で割高になるのでスマホの料金体型に近いプランを利用するユーザーも増えると予想されるのでケータイ会社にとっても客単価向上を期待できると思います。
何れにしても今後数年で結果が出ると思われるので面白い商品が出てくる事を期待しています。
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