管理人は本当は他人の著書をレビューというのは苦手なのですが最近購読した以下の著書のレビューに敢えて挑戦してみたいと思います。
でもなんで発売からかなり経ったこのタイミングでレビュー書くの? と突っ込みが来そうですがそこはご容赦ください。
著書名
「ほったらかしでも月10万円! ミニサイトをつくって儲ける法」のレビュー
著者:和田亜希子
発行所:株式会社日本実業出版社
著書の内容
まずは何が書いてあるか確認してみましょう。
目次を抜粋すると
第1章 <入門編>ミニサイトの世界へようこそ
第2章 <実践編>ミニサイトをつくってみよう!
第3章 <制作編>短期間で効率よくつくるには?
第4章 <マネタイズ編>副収入を得よう
第5章 <発展編>ミニサイトづくり職人を目指して
と大体こんな感じになってますね。
実際に読んでみると、ミニサイトの説明から実際に作り方マネタイズの仕方等結構細かく記載されています。
著者の和田さんはこれまでこのテーマで講演やワークショップをなんどか開催されていてある意味その総まとめ的な位置づけの本
と言えるかもしれないですね。
なんとこの本総ページ数は200ページを超えていてサイト作りが初めての方でも取り組めるように細かい配慮もされています。
この本を読んだ私の感想は
リアリティ十分過ぎ
この本の価値は著者のご自身の経験に基づくノウハウが詰まった本だと思います。
なので経験に基づくあまり若干常人ではまねのできないスケジュールで構築したサイトの例が記載されていたりしますがミニサイト職人まで昇りつめればこう出来ると理解した方が良いと思います。
というか管理人はそう捉えることにしました。(笑)
ただ、フィクションではなくて実際に行った結果が書かれているのでリアリティがあって参考になります。
管理人は実践手法はやはり経験上リアリティが無いものはなかなか信用できないんですよね。
リアリティがあればそこには理論だけでなくて経験を生かした手法が反映されているので実際にやって見たときもなるほどと思えることが多いんですよね。
勿論はっきり書いてしまうと「ほったらかしでも月10万円! ミニサイトをつくって儲ける法」というタイトルに期待してこの本を手に取ると若干裏切られた! と考えてしまうかもしれないですけど「良質なサイトを作成するための一つ良い提案」だと思います。
というかこの本の本質は如何にユーザーの役にたつ良質なサイトを効率よく作るかという点だと思います。
勿論ユーザーの役に立つサイトはブログでも本格的な大規模なサイトでも良いのですがこの本ではその方法論として「ミニサイト」という手法が出てきます。
ではなぜミニサイトなのか?
これを知るためにはまずミニサイトが何かを知る必要があると思います。
実はミニサイトという言葉は著者の造語だとのことで明確な定義は無いようです。
ただ、以下のような性質を持っているとのことです。
・絞り込んだニッチなテーマ
テーマを絞ることでそのテーマに関するクオリティを高める
・コンパクト サイズ
訪問者が必要とする情報をコンパクトにまとめる
・全体設計 がっちり
訪問者が見たい情報を簡単に見つけられるサイト設計
※管理人が読んだ感想で勝手に要約していますので詳しくは著書で確認願います。
これだけだと判り難いですが要は
「弱者(個人でも)大規模サイトと戦える方法」
と自分には読めました。
これまで「大規模サイトにはかなわないや」とか「自分の作ったサイトはなぜアクセスが少ないだろう?」とサイト作成で悩みをお持ちの方には一つの方法として参考になるのではないかと思います。
本書を読んだらいきなり月10万円というのは難しいとは思いますが、
ミニサイト構築でスキルアップを図って良質なサイトを構築することで夢の実現も可能になるかもしれないですね。
管理人が考える対象読者
この本はこんな方にお勧め
- ユーザーの満足度を上げるサイトの構築をしたい! 方
- サイトを構築してもアクセス数が集まらず困っている方
- 息の長いコンテンツのサイトを構築したい方
- ユーザーに役立つサイトを構築したい方
- 安定的に副収入が得られるサイトを構築したい方
お勧めできない方
- サイト構築に興味がない方
- 楽して一気に収入を得たい方
管理人の感想
この本はミニサイトに一度挑戦してから再度読み直すとこういう意味だったのか! 再度認識出来て2度おいしいと思える本だと思います。
でもこの本かなり売れてますよね、アマゾンのランキングで1位をとっていましたし既に2回目の増刷も決まったようです。
この調子なら続編とかもありそうですかね。
おっとその前に管理人もミニサイト作らねば!
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