世界保健機関(WHO)の専門組織である国際がん研究機関(本部フランス・リヨン)は26日、ハムやソーセージなどの加工肉を食べると、がん発症リスクが高まるという「十分な証拠」があるとしました。
ニュースで流れている内容
内容的には毎日50gを食べ続けると18%のリスクが高まるというものです。
実際にこのニュースを聞いてソーセージなどの買い控えも起こっている様です。
世界保健機関(WHO)とは皆さんがご存知の通り「人間の健康を基本的人権の一つと捉え、その達成を目的として設立された国際連合の専門機関(国際連合機関)」でがんのリスクに対してこれまでも様々な発表を行っています。
今回指摘の加工肉はグループ1に属していてタバコやタバコ、アルコールなどと同じグループに分類されています。
え!!タバコと同じと正直管理人も衝撃を受けました。
管理人はどちらかというと肉はなのでソーセージなどの加工肉も良く食べています。
50gなんてハムで数枚程度なので一回の食事でも簡単に食べてしまう量です。
ソーセージの盛り合わせ何かを食べた場合は何杯も食べている感じになってしまいますよね。
でも冷静に考えてみると本当にタバコと同じくらい危険なのだろうか?と疑問が湧いてきました。
で調べてみるとどうやらグループ1というグループ分けは
- グループ1 ヒトに対する発癌性が認められる (Carcinogenic)、化学物質、混合物、環境
- グループ2 ヒトに対する発癌性があると考えられる、化学物質、混合物、環境
- グループ3 ヒトに対する発癌性が分類できない (Not Classifiable as to its Carcinogenic)、化学物質、混合物、環境
- グループ4 ヒトに対する発癌性がおそらくない (Probably Not Carcinogenic)、化学物質、混合物、環境
となっていて今回発がん性が認められるとなったのでグループ1に分類されていますがこの中での発がん性の強弱は表していない様です。
まぎらましいニュースの流し方をするところがあるなという印象ですね。
対策
そもそも良く考えたら18%がどの位危険なのかが良く判らないという事に気づきました。
これって相対評価ですよね。
何か100人中18人ががんになりそうな気がしないでもないですが多分これは間違いですね。
これだとかなりの確率で発生するので人類が既に死滅していそうですね。
これはこの件でテレビで放送していたのですが
元々がんの発生率は1万人中で9.7人ぐらいで18%あがると11.5人に上がるレベルの話の様です。
まあこれでも確かに上がっていますががんのリスクは他にも沢山あるのでこれだけですぐにがんになると考える必要は無いように思えますよね。
それに考えてみたら毎日加工肉食べていないですしね。
管理人の感想
内容が内容だけに衝撃だったのですが冷静に考えてみるとリスクとしては低いという気がして来ました。
リスクがあるのは事実なので食べすぎなど別の意味での健康のために気をつけようとは思っています。
ただ、原因物質については発表されていないので結構加工肉メーカーさんは困っている様ですね。
このあたり原因物質の発表が有れば対策も立てやすいので早く公表されると良いですね。
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