先日ウィルス対策ソフトのセミナーに参加させて頂いたのですがその中でアンケートが実施されてパソコンにウイルス対策ソフトを導入していないか方がかなり多いのに驚きました。
ではなぜそのような方が多数おられるの考えてみました。
MACは安全の神話
ウイルスはWindows だけでMACにはウィルスはといっている人に以前にあったことが有ります。
これは結論から言うと都市伝説で何の根拠もなくて誤った情報です。
なのになぜこのような情報がまことしやかに流れるのでしょうか?
要因を幾つかあげてみたいと思います。
- ユーザー数が少ないのでニュースになり難かった。
- ユーザー数が少ないのでウイルスを作成する側もターゲットとしなかった。
- Applleが積極的にセキュリティ情報を発表してこなかった一面があるのでニュースになり難かった。
などの要因があげられます。
最初の2つはユーザー数が少ないことに起因するしてますが3番めのApplleの対応については管理人はかなり良くない対応だと考えています。
セキュリティパッチも最新のOSにしか提供しなかったりと色々問題をはらんだ対応だと考えています。
特に企業で採用している場合はアプリの互換性の問題もあり直ぐには最新バージョンにあげられないというのが実情だと思います。
ただ、セキュリティパッチの存在自体が安全とはいえないという証明でもあります。
また別の観点として、これは管理人の主観ですがMAC OS自体がWindowsに比べて脆弱性が少ないのであまりウイルスが作成されなかった一面もあると考えています。
ただ、これは多い少ないの問題なので安全ではないという面では同じです。
ウイルスの現状
コンピューターウイルスは日々進歩しています。
これに対応するためには常にコンピューターに対して最新の対応をしていることが求められます。
ただ、対策を実施していても100%防ぐ事は難しいという事実も認識していた方が良いかとは思います。
では現状どのような種類があるのか纏めてみました。
- ワーム型ウイルス
- トロイの木馬
- コンセプトウイルス
- ロジックボム
- ボット
- スパイウエア
- スケアウエア
- ランサムウエア
と種類を書くだけでも結構ありあますね。
ウイルスも当初は愉快犯的な犯行のものが多かったのですが近年は目的がデータ破壊だけではなくて金銭目的のものも現れてきました。
その典型的な例がランサムウエアで感染したコンピュータのデータを勝手に暗号化しそれを人質に金銭を狙うというものです。
また、テレビ等でも良く警告の広告が放送されていますが銀行など金融機関のネットバンクの情報を抜き取りお金を勝手に送金してしまうというような犯罪も多く発生しています。
感染経路もより巧妙化していて実在する取引先からのメールになりすましてウイルスを送りつけて感染させたり、有名企業のホームページにアクセスするとウイルスが埋め込まれている本物とうり二つのさいとの誘導され感染させられるというようなケースも多々あります。
特に最近はネット関連の技術を利用したものが多いですね。
従来はパソコン本体だけを防御していれば良かったのですが最近はネットバンキングの暗証番号などを盗み取るウイルスも存在しているのでネット関連の防御対策も重要です。
必要な対策
銀行預金の残高が知らないうちにゼロになっていた!!
こんなことにならないように対策をしましょう!!
先にも記載しましたがMACも安全とは言えないので身を守るためには対策をすることをお勧めします。
やっておくべき対策5か条
- OSのセキュリティパッチは必ず最新のものを適用する。
- セキュリティ対策ソフトを導入して最新の状態にしておく
- JAVAを利用しない
- 怪しげなメールを開かない
- 怪しげなサイトを閲覧しない
上記を徹底すれば完全には防げないまでもかなり安全度が増すことは間違いないと思います。
従来型のウイルスだけでなくWEBサイト側に仕掛けが有る場合も多いのウイルス対策ソフトは必須だと思います。
また、ウイルス対策ソフトはウイルスバーターやノートンアンチウイルスなどの有料ソフトを利用するようにしましょう。
有料版を選ぶ理由は新しいウイルスへの対応の速さです。
利用ユーザーが多いので新しいウイルスをいち早く検知出来、対応の体制も整っているのでウイルスが広まる前に対策をしてくれる確率が高いです。
要は自分が感染してから対策されても遅いのです。!!
参考までに管理人はトレンドマイクロ社のウイルスバスタークラウドを利用しています。
詳細はこちらのサイトから確認できます。
>>>詳細はこちら
コメント